山田清掃Topics
🌱6月は環境月間です🌱
6月5日は環境の日です。
これは1972年6月5日ストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して制定されたものです。
世界的には国連が定める世界環境デーとして、毎年世界環境デー記念式典が行われています。
日本では環境の日と定め、特に6月を環境月間として様々な活動が行われています。
2021年のテーマは「生態系の回復」です。
なぜいまこのテーマなのかというと、今年は「国連生態系回復の10年」が始まる年だからだそうです。
生態系を回復させることが、生物界だけでなく、地球を守ることに繋がると考えられています。
哺乳類の個体数を比較すると、多い順にヒトが76億、ウシが15億、羊が11億、豚が10億…と続いていきます。
ヒトの個体数の異常な多さとヒトが食料として飼育する動物が上位を占めることから、人間が生態系に与える多大な影響が分かると思います。
他の生物たちをある程度自分たちの都合のいいように操作できるようになった人間の知能の高さは素直にすごいと思います。
しかし別の側面から見れば、それは生命への冒涜だとかおこがましい行為だと非難されることかもしれません。
種の繁栄は生物の本能で、その善悪は誰にも判断できないと思います。私は人類がここまで繁栄したことが罪だとは思いません。
しかし大きな影響力を持つ人間だから、荒らした分だけまた土地を再生し、殺した分だけ生き物を繁殖させないといけない…そういった責任を持たないといけないのだと思います。
そもそも最初の生命が生まれる確率は10の4万乗分の1という奇跡みたいな数値で、これほど多種多様な生命体であふれている地球は本当に尊いものだと思います。
知らず知らずのうちに踏みつぶしているアリも、クジラに丸のみされるオキアミも、原始の地球の状態では生まれることなんて全く予想できない生き物だったと思うと、すべての生き物が尊い命を持っているのだと感じます。
人間は賢いから生きる意味や目的を考えてしまいますが、その理由なんて生まれてきた奇跡を大切にするためというシンプルなもので十分なのかもしれません。
生んでくれた奇跡に最大の敬意を表して、これからも地球を大切にして生きていきましょう。
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