新年を迎え早速慌ただしい日常が始まっておりますが、今年は初日の出も拝むことができていいことがありそうな予感です♪

連休が明けると例年のごとく、つまりやブロワーの不具合等、緊急のお問い合わせがたくさん入ります。新年営業開始初日の月曜日、市内で数件つまりが発生。緊急作業へ行ってきたうちの、１つのケースをご紹介します。

まずは現場確認から。汚水桝が詰まってあふれそうですね。

早速、高圧洗浄で詰まりにアタックです！！

今回のつまりの原因は尿石でした。こんなにごっそり取れました！

『尿石って聞いたことはあるけど、結局は何なの？』と思う方もいると思うので、ここでちょっとご説明タイム♪

尿石とは、人の尿から排出された成分のよって便器などに石のように硬くこびりついてしまうものです。この成分は、変化して最終的に炭酸カルシウムになります。炭酸カルシウムは水に溶けにくいため、排せつ後にきちんと水を流していても、流しきれない分が溜まって尿石としてこびりつくんですね。

１度便器に付着すると悪臭の原因になったり、排管へ付着するとつまりの原因になったりします。多孔質（穴がたくさん開いている物質）なので、付着してしまうとぐんぐん成長して大きくなっていくため、今回のような大きな塊にもなってしまうのです。

仕上げに、カメラで詰まりの原因箇所を調査し、特定していきます。

今回のケースでは、蓄積された尿石で流れが阻害されていたこと、勾配がゆるいので溜まりやすい形状であることがわかりました。今後の対応としては、付着しないようにすることも大事なのでマメな清掃はもちろんですが、定期的な尿石除去などをご提案しました。

作業後は、流水にてしっかり流れを確認して完了です♪

【Ｂｅｆｏｒｅ】

【Ａｆｔｅｒ】

あふれそうだった詰まりが解消されて、スムーズに流れるようになって一安心です♪　排管などは普段見えないところなので、詰まって初めて気づくこともありますが、何かあってからでは日常生活に支障をきたしてしまいます。気になるところがあれば、事前に点検・対応もできますので、お気軽にご相談くださいね♪