厚労省は毎年「健康のため水を飲もう」推進運動を行っています。

特にこれからの季節は熱中症のリスクもあるので、こまめな水分補給を忘れないよう注意していきたいところです。

生命の維持のために必要なのは言わずもがな、水を飲むと血行が良くなり代謝もアップし、ダイエット効果も期待できます♪

しかし水分補給を行う上で注意すべき点がいくつかあります。

汗をかいたから塩分も抜けてるだろうし、スポーツドリンクを飲んだ方がいいだろう…そう思う方もいるかもしれませんが、正直体にはあまり良くありません。

というのも、元来日本人は食事で塩分過多になりがちなので、日常で余程食生活に気を遣っていないと塩分が不足するということはほぼありません。

さらにスポーツドリンクには糖分が多く含まれているため、エネルギー消費が激しい訳でなくただただ汗をかいて水分が失われただけの状態で飲むといわゆる「ペットボトル症候群」に陥る可能性があります。

そういうわけで、水分補給でスポーツドリンクが推奨される場面は激しい運動を60分以上持続して行う場合と非常に限定されています。

それ以外の場面では水分のみの補給で十分とされています。

塩分・糖分過多になるのは分かったけど、ミネラルは取った方がいいんじゃないの？と思った方もいらっしゃるかと思います。

ミネラルウォーターの成分表を見ていただくと、ミネラル類が入っているのが確認できると思います。

夏場の定番・麦茶もノンカフェインでミネラルが補給できるのでオススメです。

ただ冷たいものを一気に飲むと体が冷えて吸収にも負担がかかるので、小分けで飲むようにしたいですね。

甘い飲み物大好きだし飲みたいよ～という方もいると思うので、そんな方は我慢せず飲んで頂いたらいいと思います。

ただそれはあくまでエネルギー補給であって、水分補給としては別途水分をしっかり補給するのを忘れないようにしましょう。

塩分・糖分とりすぎになってしまった場合は塩分排出作用のあるカリウムを多く含む海藻サラダや糖質の代謝を助けるビタミンB群の多い赤身のお肉（特に豚肉）を取るのがオススメです。

ビタミンB群取りたいけど食事からだとカロリー気になるんだよな…というダイエッターの方は是非サプリメントから摂取していきましょう。

最近はミネラルやビタミン類配合のプロテインも多く出ているので、そういったものをおやつ替わりにするのも良いですね(^^♪

暑さで食欲が減退してしまう方も、栄養補助食品等も活用しつつバランス良く栄養を補給してこの夏を乗りきっていきましょう✨